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COVID-19に立ち向かう PART4

  • #Case study

「STAYHOME」から「NEW NORMAL」へ。
コロナウィルスとの戦いが今、新たな局面に入りつつある中で、クリエイティブも日々進化し、目が離せません。

コロナ禍が私たちにもたらしたものは、ネガティブなことばかりではありません。この世界の変化が私たちに様々な気づきをもたらしてくれました。

例えばWEB会議の便利さであったり、普段は気にかけることのなかった社会を支える職業の尊さであったり家族と一緒に食事をすることだったり、会えない仲間の大切さだったり、様々です。
今回は、そうしたポジティブなメッセージが感じられる世界の新作動画を取り上げたいと思います。

①アドビ(アメリカ/ソフトウェア)

タイトル:
Honor Heroes
 
内容:
クリエイターたちがみんなで働く人々に対する敬意を届ける

 

 

 

様々なクリエイターたちが描く色鮮やかなポスターで

「ありがとう」の気持ちをストレートに伝えながらも、アドビの表現力があるからこそ、こういうことができるのだ!と、しっかり自社ブランディングにつなげている。

 

②VITA PET(オーストラリア/ペットフード)

タイトル:
Thank you
 
内容:
ペットに「ありがとう」の気持ちを伝える

 

 

このコロナ禍の不安や孤独を「ペットに救われた」人がいるそんな「気付き」が面白い。

「全てのもふもふワーカーたちにありがとう!」というコピーも「働く人々への感謝を示す今の世論」とリンクし、「ペットは単なるペット以上の存在である」というこの会社のブランドタグラインの説得力を押し上げることに成功している。


③Telia(スウェーデン/通信)

タイトル:
CONNECTED AT HOME
 
内容:
自宅でつながる「新しい暮らし」を生き生きと描く

 

 

直接人と会うことができなくなり「自宅でつながる暮らし」が「当たり前」となった日常が描かれたこの動画からは「コロナに立ち向かう!」「お家で楽しもう!」というロックダウンの頃のスタンスとは異なり、新しい日常とデバイスに慣れた人々の姿が印象的だ。

まとめ

コロナショックは、このように私たちに様々な「ポジティブな気付き」をもたらしたと言えると私は考えます。

その中には、最後の動画のように、映像通信への気付きも大きかったと思います。テレビ電話もテレワークもビデオ会議も決して新しい技術ではありませんが、ここまで使えるということが立証されたのです。

私たちの業界はいま、この新しい価値観へとシフトした人々の潜在ニーズを掘り起こすことができるビジネスチャンスではないでしょうか。

Planner

TANAKA502

田中502

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