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テレワーク対応プロモーション

  • #Case study

必要に迫られたことで、これまで、理屈上はできるとわかってはいたものの、やる勇気が持てなかった日本企業の間でもここぞとばかりにテレワーク化が一気に進行し、コロナ収束後も継続することを決断するケースが相次いでいます。
こうした働き方の変化は、新たなビジネスチャンスを様々な業界にもたらしつつあります。それは、広告業界にとっても例外ではありません。
今回は今、世界が注目する「テレワーク」にスポットを当てていきたいと思います。

①Prisma (フィンランド/アパレル)

タイトル:Telcollection 
 
内容:
フィンランドで小売業を展開するPrismaは、テレワークの際に、上半身はフォーマルだが下半身はパジャマ姿のままでいるという奇妙な現象に着目し、プロモーション施策へと反映させました。

 

 

 

どう見ても奇妙なのに、それがあたかも新しいオシャレであるかのように可愛らしく演出しているところが笑えます。
ただ、これを真に受けてはいけません。半分はジョークとして捉えるのが賢明です。

②バルバドス政府 (バルバドス/政府)

タイトル:
Barbados Welcome Stamp

 
内容:
カリブ海の島国、バルバドスはハワイなどと同様に、コロナによって観光業が大打撃を受けた。そうした中で国は、あるキャンペーンを大々的に打ち出した。

 

 

ウェルカムスタンプは、テレワークをする人のために、バルバドスに最長1年間移住できるプランを提供するというもの。
テレワークは”南の島”でのオフィスワークなどという非常識すらも常識にしてしまった。
尚、このプランを利用する人は、PCR検査の陰性証明とマスクの着用を義務付けるという。

 

③MINTIA(日本/食品)

タイトル:
 MINTIA テレワーク篇(日本/食品)
 

内容:
テレワークにも最適な商品特性を、音楽のリズムに乗せて刷り込むTVCM

 

 

テレワーク中に気が散って集中できない人に、MINTIAでリフレッシュできることをアピールするキャッチーなコミュニケーション。
尚バージョン違いでオンライン会議篇も制作されている。

 

 

まとめ

テレワークプロモーションにおける3つのポイント

1「人々の戸惑い」に着目
テレワーク草創期ならではの「不慣れ故に起こる事柄」を共感やジョークに変える演出が目立ち、良い意味で、緊急事態宣言が開けた頃のようなシリアスな内容は鳴りを潜めた。
 

2「新しい課題」への解決策を提示

テレワークへの移行と共に噴出し始めた「様々な新しい問題」を解決するための「商品&サービス像」をわかりやすく演出。
 
3「第3の場」の提供
気持ちよく働けるのであれば、もはや自宅である必要すらないという価値観が現れ、「会社でもいまの自宅でもない第3の働く場」を提供するサービスやキャンペーンが活性化の兆しを見せている。

Planner

TANAKA502

田中502

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