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マスクプロモーション

  • #Case study

靴下や下着と同じように、マスクをつけることが
当たり前になってしまった世界を受け入れざるを得ない状況の中、
マスクを楽しむという切り口のプロモーションが目立ち始めている。

①マトメージュ (日本/ヘアケア)

タイトル:
マトメージュで目指せ、マスク盛れ

内容:
マスクをしているからこそ楽しめるヘアアレンジの
方法
「マスクヘアアレンジ」を紹介する特設サイト。
可愛いイラストのパーツを組み合わせ「マスクヘアの
アバター」が作れる他
「ヘアアレンジの紹介動画」を
公開することで、
若年女性にアピールした。

 

 

 

 

 

 

マスクをすることで「逆に可愛く盛れて見える」という
切り口「マスク盛れ」というコンセプトが明快なので、
コンテンツ内容は普通でも、どれも新鮮に映る。

②スターズ (日本/イベント)

タイトル:
東京マスクランド

内容:
マスクのミニテーマパークをコンセプトに、
250種類以上のマスクを販売する期間限定イベントを
横浜で開催。
インスタ映えを狙った撮影スポットを造作した他、オリジナルマスクを製作する工房を開設し、
若年層の集客を狙う。

 

 

 

 


マスクを今年の「流行商品」として捉えた時、
それらを一同に集めればイベント化できると目論んだ。
尚、同企業は昨年、インスタ映えを全面に打ち出した同様の切り口で「タピオカランド」を開催し、集客に成功している。

③GU(日本/アパレル)

タイトル:
 マスク映えファッションショー

内容:

GUは2021年の春・夏コレクションを
「ファッションマスクを中心」にコーディネート
された店員によるファッションショー形式で発表。
来年のファッショントレンドとして打ち出した。

報道映像リンク:https://www.ctv.co.jp/ctvnews/news910h33j5k9uljgjuvm.html

 

 

 

 

 

マスクと服の柄やカラーのコーディネートを楽しむ
センスを表現するファッションアイテムとしての
マスクを打ち出していく姿勢が表明された。

まとめ

マスクプロモーションにおける
3つのポイント
 
1美容・ファッション業界が新しい商機として、
マスクの存在を前向きに捉え始めた。
 マスクを着用した際、顔の一部しか見えないことを
逆手にとったオシャレを追求し始めた。
 

マスクの名を冠することでフレッシュな企画になる。

  手垢のついた企画であっても、「マスクをして●●する施策」と
  することで、斬新・ユニークに感じられ、注目度が高まる傾向が
見受けられる。
(今年・来年限定)
 
3消費者に「自己暗示」が求められる施策。
  そうは言っても、やっぱりマスクを外したいのが消費者の本音。
「これはオシャレなんだ」「これがトレンドなんだ」と、
自分に言い聞かせなければ楽しめない。

その点、マスクの着用がほぼ100%の日本だからこそ、
消費者が他人と差別化したい!オシャレに見られたい!という意識が働き、
購買意欲を刺激していると言えるだろう。

Planner

TANAKA502

田中502

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