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2020 年末の感動企業CM

  • #Case study

今週はクリスマス!いよいよ年末感が漂ってきました。
今年、皆さんはどんな年末を過ごす予定でしょうか?
実家に帰らない、帰れない方もいるのではないでしょうか?
それぞれの思いで年末を過ごすかと思います。
そんな皆さんに、今年最後の、心温まる日本のCMをお届けします。

①サントリー(日本/食品)

タイトル:
2020年の希望

内容:
企業CM

 

 


サントリーさんの公式サイトにすごくいい言葉を見つけたので引用します。

 


「このたびのTV-CMでは、今年SNS上に投稿した23人の方の映像などを繋ぎ合わせることで、苦難の中でも7割の家族の会話が増え、65万人の赤ちゃんが生まれ、38万組が結婚し、38万件の発明が生まれ、3915の新しい音楽が生まれていたなどの今年の喜びを「第九」の歌とともに振り返ります。「第九」の歌唱には、世の中に不安や悲しみが広がる中、楽曲によって人々に元気を与え、笑顔をもたらしたシンガーソングライターの幾田りらさんを起用しました。

 


また2020年はベートーヴェン生誕250周年の年。「第九」がベートーヴェンによって作曲された時にも、戦争や病があったことから、詩人シラーの書いた「歓喜に寄す」の一部を音にのせ、苦難を超える歓びを歌いあげたと言われています。不安や悲しみが多かった今年だからこそ、明るく希望に満ちた出来事にも目を向け、ご覧になられた皆様に2020年を振り返り、少しでも喜びを共にしていただければと願っております。」

 


引用元:https://www.suntory.co.jp/news/article/13814.html

 

 

 

②ユニクロ(日本/アパレル)

タイトル:
去年とは違う冬

内容:
ユニクロ フリース

 

 

「冬が来る。去年とは違う冬。
それがどうした。
ふれあいを、ぬくもりを手放すな。
ほら、幸せはいつもそばにある。」
(UNIQLOより)

 


すごくうまいプロモーションだと思う一方で、触れ合いたいけど触れ合えない、会いたいけど会えないのが今年2020年。温かい反面、少し悲しさが漂うプロモーションだと思いました。

 

 

 

 

③フタバ(日本/印刷)

タイトル:
年賀状で、会いましょう。

内容:
年賀状はフタバ

 

「今年のお正月は帰りません・・・。だから送ります。」
このナレーションにぴぇんです。と共に良いコピーだなぁと。押し付けがましくない程よい脱力感のあるナレーションも絶妙です。
年末という時期が相まって感慨深い気持ちになります。

まとめ

年末商戦に向けた各企業の商品プロモーションが行われる中で、メッセージ性の強いCMを打つことはリスクもありますが、それと同時に企業側の強い意志と思いを感じることができました。ユニクロさんには特にブランディング力を感じました。
 
今年は本当にたくさんのことが身の回りで起こりました。
去年以上に誰かを思う機会が多かったように思います。
最後に、今年自分が感動した弊社カラオケ大会での一場面、ある社員が歌った楽曲と前口上を引用して終わりたいと思います。
【弊社カラオケ大会でのある社員の前口上】
『今年は色んなことがありました。
世の中の状況が大きく変わって、
未だ途方に暮れる人達も沢山います。
そんな世の中で、無念の内に去らなければならなかった人達は、強く生き抜く力を、今を生きる私達に伝えていってくれていると思います。
「さよなら」の先にはまだ続きがあります。
今年去っていった人達を想い、歌います。
「さよならの向こう側」』
グッとくる。
年越しで、もう一度山口百恵さんに会いましょう。
皆さん、今年もお疲れ様でした。

Planner / Marketer

TAKEI Shota

武井 祥太

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