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2021 お正月広告特集

  • #Case study

いつもとは異なるお正月を、日本の企業は、
どのように捉えているのか?

①アシックス (日本/スポーツウェア)

タイトル:
SOUND MIND,SOUND BODY

内容:
今こそ、あなたの夜明けへと走り出す時。
2021年新春の
アシックスの想いとは?

 


創業者鬼塚喜八郎の精神「スポーツの力でこの国に希望を」へと立ち返り、「夜明けの光」を信じ、
前進し続ける人を支え続けていきたいとする想いを
グローバルに発信する内容としている。

 

 

 

 

②大塚製薬カロリーメイト (日本/食品)

タイトル:
見えないもの篇

内容:
今年の受験に挑むすべての受験生と、 そして先生方に贈る2分間CM。

 

 

生徒と教師の「見えない絆」を「去年の教育現場を回想するエモーショナルなドラマ」を通して描くことで、
こんな時だからこそ「底力を見せてやれ!」という
大塚製薬のエールを、受験生たちに向けて送る内容
としている。

 

 

 

 

③西武・そごう(日本/百貨店)

タイトル:
わたしは、私。

内容:
レシートをキービジュアルに、明日への希望を伝えるプロモーション

 

 

コロナ禍にも関わらず、人々が購入していた「日常を
取り戻した暁には使いたい商品」の去年の販売実績を伝え、
新年における人々の希望をエモーショナルに表現することに成功している。

 

スマートフォンを縦にして視聴した際に、
画面上のレシートのサイズ感がよりリアルに
感じられるなど、ギミックにもセンスが感じられる。

 

 

 

 

 
 

まとめ

2021年のお正月CMとは。

 

1. メッセージの明快さ。
  「こんな時だからこそ、私たちはどんな1年にしたいのか?」
  「これからあなたはどうするのか。」
    コンセプトが明快に定まっていることで、奇しくも、クリエイティブの質が高まった。
 

2. オリンピックへの想いは語られていない。

  オリンピックの開催が未だ不透明な中、たとえスポンサー企業であっても、あえてオリンピックには触れていない。
 
3. 明日への希望。新年への希望。
  コロナ一色だった去年を総括した上で、今年に希望を託したい、そうした私たち想いを企業広告は代弁した。

 

 

Planner

TANAKA502

田中502

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