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企画の「き」VOL.5

前回に続いて「日常にある問題の解決方法について考えてみよう」の第二弾です。

今回は、数年前に「右脳事件が実際に相談を受けた案件」を取り上げたいと思います。



結局、この案件は実施には至りませんでしたが、

クリエイティブの力で社会的な課題を解決するという

右脳事件らしいテーマなので、取り上げることにしました。



アウトプットの想定は「映像」でしたが、

今であれば、映像だけに固執する必要はないと思います。

クライアントにとってみれば、映像をつくることよりも

問題が解決されることのほうが重要であり、

そのための最短ルート(最適解)を導くことこそが

「企画という仕事」の本質だと私は信じているからです。



もしかしたら、この瞬間、あなたに脳裏をよぎったアイディアが

革命を起こすことになるかもしれません。

さあ、一緒に考えましょう!

問い

考えてみた

もしも、自分の姿が映し出されてしまったら・・・
と思うと、恥ずかしくてできないでしょうね。

 
大人がポイ捨てしたゴミを拾い集める子供たちという構図に
良心が苛まれます。

海外に目を向けると、こんな取り組みがロンドンでは行われています。

 

 
タバコの吸殻を投票用紙に見立てる吸い殻入れで、入れる気にさせる作戦です。
そして、日本。より細分化されたアンケートをやってました。
誰が買ったかっていうマーケティングにもなってますね。

 

 
香港では、ポイ捨てされたゴミから人物のDNAを抽出し、
CGで捨てた人の顔を再現するポスターを掲出しています。

1ナノグラム未満の乾いた唾液から、
科学者はおどろくほど本人に似たデジタル写真を作成できるらしいのです。

まとめ

「ゴミは持ち帰りましょう」などという

直接的な呼びかけは意味がありません。

それが出来ていれば、もうとっくに解決しているはずです。

「問題の本質」がどこにあるのかを見極め、

人に行動変容をもたらす方法を考えることが大切です。

難しいのは、嫌味にならないこと。

茶目っ気をいかに出せるかが、クリエイティブの手腕です。

Planner

TANAKA502

田中502

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右脳事件