企画の「き」VOL.12
- #Case study
今回は、趣向を少し変えて、皆さんに新しい「プロダクト」を考えていただきたいと思います。
”さあ、みんなで、考えよう!”
問い
ヒントになる事例1
“イノベーション自販機”(JR東日本ウォータービジネス)
・プロダクトデザインのプロデュース・自販機サイネージアプリケーションの企画・開発・デザイン
・専用スマートフォンアプリ「acure pass(アキュアパス)」の企画・開発・デザイン
・プロモーション動画及びWebサイトの制作
・オペレーターの業務フロー改善、ビジネスプランニング
・・・を、チームラボが担当したようです。
ヒントになる事例2
ロシアのスタートアップ企業が、宇宙空間を媒体に使うという突拍子もないアイディアを提案しました。
小型人工衛星「キューブサット」をピクセル状に低軌道に配置し、ブランドのロゴやキャッチコピーを映し出すそうです。
blog.40ch.net/2019/01/19/advertisement-in-the-night-sky-with-artificial-satellite-voice-of-concern-in-russian-company-plan/
おまけの事例
“オーナメント” の代わりに “液晶画面” で見せるキーホルダーです。
1つの端末で、何種類ものバリエーションを簡単に量産することができます。
このように、映像とモノが融合し、置き換わることによって、
これまで誰も想像し得なかった「新たな商品価値」を見出すことができるかもしれません。
考えてみた
①「映像歩行者信号」
あなたをリアルタイムで撮影し、信号機に投影します。
映像は記録として残り、歩行者の信号無視防止につながるしかけです。
②「安全太郎3D」
ガードマンを3D映像化した、クルマを誘導する機械です。
リアルな人間を再現することで注意を喚起、ドライバーからの視認性を向上させて、事故防止につなげます。
まとめ
スマートフォンをはじめとする「モノの映像化」は、
様々なプロダクトにイノベーションをもたらしています。
そうした中、いま、クリエイターやデザイナーに求められているのは、
映像・グラフィック・プロダクトといった「すべての領域」を
横断的にデザインしていく能力を磨くことではないでしょうか。