ブランディング動画
“ファクト”から生み出されるブランデッド動画
- #Case study
ブランドマーケティングの重要性が大きく叫ばれる中、果たしてどのようなブランデッド動画が、より消費者に響くのか?
右脳事件もカンファレス内で「企業の“ファクト”から生み出されるブランデッド動画の強さと魅力」というテーマで講演を行いました。
その中でも語られた「ファクト」や「リアリティ」にフォーカスした事例を今回は紹介していきたいと思います。
①NIKE 「RE:RUN」
2015年3月30日 – ナイキより、過去にマラソンを完走できなかった3人の一般女性ランナーの再チャレンジを描いたドキュメンタリーフィルムシリーズ「Re: RUN」
イントロフィルム「はじまりの物語」とそれぞれのストーリーを綴ったショートフィルム「Naoの物語」「Natsumiの物語」「Kanaの物語」。
そしてファイナルフィルム「フィナーレの物語」の4本構成になっています。
スポーツを通して自分と向き合う、等身大の3人の女性が描かれています。
はじまりの物語
https://vimeo.com/124099357
Nike Presents Re:Run – The Story of Nao
https://vimeo.com/124594842
Nike Presents Re:Run – The Story of Natsumi
https://vimeo.com/124594843
Nike Presents Re:Run – The Story of Kana
https://vimeo.com/124594844
フィナーレの物語
https://vimeo.com/131466433
②おおぞら高等学校 「私たちのおおぞらCM 制作プロジェクト」
学校法人KTC学園 屋久島おおぞら高等学校は、世界自然遺産 屋久島にある学校(広域通信制)です。
2021年の初夏、「生徒たちに学校のCMをつくってもらおう」というプロジェクトがスタートしました。
プロにアドバイスをもらいながら、企画から撮影・音声・編集までのすべてを生徒たちが担当しています
制作にたずさわった生徒数は100名前後、制作期間はコロナ禍での撮影延期もあり、5ヶ月間にも渡ります。このCMには生徒が想う「おおぞら」、感じる「おおぞら」、何の飾りもないおおぞら高校の美しい日常が切り取られています。
生徒たち自身が自分の学校の魅力を再発見していくプロセスに、学校が育む「生徒たちの魅力」が表現されているように感じました。
テレビCM ロング版
https://youtu.be/8oxc2SrBbks
テレビCM 15秒版
https://youtu.be/btonFQA7ImA
③Apple「Macの向こうへ」
日本の大学生のMacライフを紹介。
日本の大学生達がキャンパス内や部屋の中で何かを変えるためにMacと向き合い、様々な物を生み出す様子が映されています。これは昨年アメリカで公開されたCMの日本版リメイクのような内容です。
さまざまな学生が登場する認知目的のコンテンツと、1人の人物にフォーカス内容のコンテンツが用意されています。
Macのむこうへ
https://pin.it/2UHoVvG
海外版「Behind the Mac」
https://youtu.be/quppef3bH-s
フォーカス①
https://pin.it/2aXXcTs
フォーカス②
https://pin.it/3QbKG6u
フフォーカス③
https://pin.it/3U2X6JA
フォーカス④
https://pin.it/7o4hQGM
まとめ
ファクトをどのように構築するか、ファクトの伝え方、表現手法は何が合っているのか?今回は「リアル」と「リアリティ」という言葉を軸にして整理してみました。
この「リアル」と「リアリティ」を捉え間違えるとブランディングとしてはマイナスなイメージを形成しかねないと感じました。