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ニッポンの広告2020

  • #Case study

毎年楽しみな正月広告。
年末から年始にかけて様々なCMが流れ、中でも東京五輪モノのCMが多く目に付き、岡田はソワソワしていました。

正月の楽しみな広告といえば、日本での代表格は新聞広告ではないでしょうか?
昨年の広告勉強会のスタートは新聞広告でした。
ということで、昨年に引き続き2020年の広告勉強会も新聞広告からスタートします!

①NETFLIX(日本/配信事業会社)

タイトル:ネトフリづくしの #ネ正月


まずは、NETFLIXの広告です。

 
内容:新聞のテレビ番組表の真ん中が破けているというインパクトある広告です。(しかも本物の番組表のすぐ横に出稿)
番組覧や真ん中の破けている部分もしっかり宣伝文が書かれており、大胆さだけでなく作り込まれた作品となっています。

 

 

コピーは
・Netflixでも行く?定額見放題だし!
・お正月はNetflixざんまい!
・ネトフリづくりの 「ネ正月」
・ダウンロードすれば一緒に初詣に!
・家族の意見が割れても平和に同時視聴

と、広告同様にテレビを煽りまくっています。

NETFLIXは新聞広告以外にも、年末の嵐のドキュメンタリーなどを筆頭に、CMへの出稿量もとても多かったと記憶しています。

②西武・SOGO(日本/小売業者)

タイトル:さ、ひっくり返そう



内容:現在、角界で大人気の小兵力士、炎鵬関を起用した新聞広告です。

まずは上から読んでみてください。

「大逆転は起こりうる。私は、その言葉を信じない」
否定的な内容なのかなと思いきや、下から読み直すと逆の意味になるようになっています。

 

 

土俵際の絶体絶命でも、大逆転は起こりうる。
デパート・小売業界の売り上げ低迷からの大逆転を目論む、西武そごうからの力強いメッセージでしょうか。
西武そごうは昨年の年明け一発目の広告勉強会にも登場。
「女の時代」というタイトルで、顔面にパイを投げつけられた安藤サクラの写真が大きな話題を呼び、大炎上しました。
そして今年の新聞広告もなぜか炎上してしまったようです。
西武そごうはネット民に目の敵にされているのでしょうか。

③集英社(日本/出版社)

タイトル:かわることを、おもしろがろう



内容:毎年、元旦の広告には力を入れている集英社はアンビグラムと呼ばれる逆さ文字を利用した内容です。
画像のように「可能性」をひっくり返すと「無限大」となります。
コピーも「かわることを、おもしろがろう」という、
非常に前向きで少年誌を発行している集英社らしいメッセージではないでしょうか。

 

まとめ

いよいよ2020年が始まってしまいました。
東京五輪の幕開け、オリンピックイヤーです。
きっと今年の夏の国立競技場周辺は、とてつもない熱気のお祭り騒ぎになっていることでしょう。
一体右脳事件の2020年はどんな年になるのでしょうか?
右脳事件は成長の年。
少年ジャンプのように、「可能性は無限大」です!

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