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クリスマスプロモーション

  • #Case study

もうそろそろ今年も終り。
2020年は皆さんにとってどんな年でしたでしょうか?
コロナ・米大統領選・BLMと、とてつもなく目まぐるしい一年でしたね。
そんな激動の一年が終りに近づき、いよいよホリデーシーズンがやってきます。
広告の分野では、ちょっとしたお祭り騒ぎが毎年繰り広げられるホリデーシーズン。
各ブランドがここぞとばかりに力を入れて出稿する時期なのですが、今年はどうなっているのでしょうか?
少し気が早いですが、今年の海外事例を見ていきたいと思います。

①Staatsloterij(オランダ/宝くじ)

タイトル:Frummel

内容:
幸運のネコ

 

 

この動画では、おじいさんが一匹の猫と出会うことで始まる幸運のストーリーが描かれています。
猫が鳴くたびに、おじいさんに訪れる「良いこと」。

 

ストーリーが進む中、おじいさんは宝くじの広告を目にして、街中へ出かけます。
しかしその道中、危うく大きな事故に巻き込まれそうになったおじいさんは、猫の一声で危険を回避。
そこで初めて猫の力(?)に気付きます。

 

その先で描かれるのは、幸運のお裾分け。
新しい命を宿した若い夫婦に、おじいさんは幸運を譲ったのでした。

 

 
「縁起を信じる。」
 
コピーと一貫したストーリーが、多くを語らずとも物語を読ませます。

②McDonald's(ポルトガル/飲食点)

タイトル:Christmas – Lighthouse

内容:
魔法のクリスマス

 

 


灯台に住む親子の物語。

退屈そうにしていた女の子は、マクドナルドのパッケージを見て閃きます。
そこから始まる親子の共同作業。
街中に繰り出し日が暮れると、灯台が街を照らします。
いつもと異なる光の魔法が、街を彩るのです。

 


ちょっとした想像力を働かせれば、いつでも愛する人のために魔法のクリスマスを実現することができる。

 


「クリスマスを明るくする方法はいつもある。」

 

マクドナルドが提案する素敵なコミュニケーションは、普段より少し暗い世の中のホリデーシーズンを、明るくしてくれるかもしれません。

③TOYOTA(USA/自動車メーカー)

タイトル:The Journey

内容:
大切なこと

 

 


ものすごいベタなストーリーですが、優れた構成と演出を駆使して、王道・ど真ん中からメッセージを叩きつけてきます。

 


このプロモーションでトヨタが描いたのは、愛・一体感・家族の絆。

これら永続的で親しみやすいメッセージを、困難な一年を乗り越えた人々に向けて発信しているのです。

 

2020年が私たちに教えてくれたポジティブなことが一つあるとすれば、愛する人ほど大切なものはないということです。
 
「寄り添う。」
トヨタは動画の最後に、そう一言コピーをつけています。

 

この動画の最後に、このコピー。
トヨタという自動車メーカーの、ユーザーに対する真摯さが伝わってきます。

④Coca-Cola(UK/飲料メーカー)

タイトル:Christmas 2020

内容:
父は強し…?

 

 

娘からサンタクロースへの手紙を受け取った父親は、まさかの事態に陥ってしまいます。
そんな不足の事態にも屈しない父親は、娘から託された想いを胸に、サンタクロースの元へ。

 


しかし困難な道を乗り越えて、ついに辿り着いたサンタクロースの家で待ち受けていたのは、まさかの閉店の文字。

そこから落ち込んで家に帰る父親には、まさかの結末が訪れます。

 


今年のクリスマスは、あなたにしかできないものを贈りましょう。

 

直接会っても、気まずいテレビ電話でも、簡単なメッセージでも、大切な人のために時間を作ることは、どのような方法であれ、クリスマスを一年で最も特別な時間にしてくれるものです。
「どこにいても、良いクリスマスをお過ごしください」という、コカコーラが贈る、ハートフルなクリスマスメッセージでした。

まとめ

 

2018年、エルトン・ジョンを起用したジョンルイスのプロモーションなど、例年のクリスマス広告は華やかなものが多い印象ですが、今年はよりハートフルで、家族など身近な人々に寄り添った内容のプロモーションが多いです。それだけ大変な一年だった、ということを物語っていますね。
いくらホリデーシーズンとはいえ、大切なことは見失わない。各ブランドも、その「肝」を意識してプロモーションを行っているように見受けられました。
愛・絆・一体感
プレゼントも良いけど、それよりも何よりも大切なこと。
例年共通するメッセージではありますが、2020年はよりこれらのメッセージが沁み入ります。
世界中の人々が得た教訓を、忘れないように。
各ブランドは今年のホリデーシーズンのプロモーションで、反芻するようにメッセージしてます。
日本でも感染者数が増え続け現在大変な状況ですが、こんな時こそ家族との時間を増やし、素敵なクリスマスを過ごしたいですね。

Planner / Graphic Designer

OKADA Yohei

岡田 洋坪

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