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ブランデッドコンテンツと球体。

  • #Case study

【ブランデッドコンテンツ特集 Vol.01】

企業とブランドについて、様々な観点から考察していく
ブランデッドコンテンツ特集の第一回目。
今回は、ブランドの魅力を伝える映像に度々出現する
不思議な球体の正体に迫ります。

①トヨタ自動車 (日本/自動車)

タイトル:
青いほうのトヨタ

内容:
新型MIRAIのデビューを起点に、
トヨタのこれからの水素戦略を示唆する
ブランデッドムービー

 

 


球体は、目に見えない水素をアイコン化するだけに
とどまらず、そこに水素エネルギーへの期待感や
魅力といった「トヨタ自動車の未来への想い」を
可視化する役割を果たしている。

 

 

 

 

 

②ソフトバンク(日本/通信)

タイトル:
夢見るだけじゃない。
わたしたちは実現していく。

内容:
ソフトバンクの事業領域と未来のビジョンを伝える
ブランデッドムービー

 

 


ソフトバンクが目指す未来へのビジョンを
象徴する存在として、小さなガラスの球体が登場。

 


人々がそれを覗き、未来への夢や希望に想いを馳せる。

 


やがてガラス玉はリアルな未来の地球へと変わり、
夢が現実(リアル)へと変わることを
ドラマチックに伝える。

 


これからのヒトを、人類史上いちばん幸福にするという
ソフトバンクの想いが伝わるブランデットムービー。

 

 

③アシックス(日本/スポーツブランド)

タイトル:
もしも私に体があったら。

内容:
アシックスの新しいブランドメッセージである
「ぜんぶ、カラダなんだ。」を伝えるために
制作されたブランデッドムービー

 

 

 


カラダを持たないAIと思しき主人公が、
カラダある自分を夢見るストーリー。

 


AIが搭載された球体が象徴的に登場することで、
カラダのある人間とカラダのない「私」を
対比させる演出としてアシックスの
ブランドメッセージの中に込められた想いを伝えていく。

 

 

 

 

まとめ

ブランデッドコンテンツが伝えたいものは、
商品やサービスそのものではなく、
その根底に流れるブランドの想いです。
しかしそれは「コレです!」と物理的に
見せることができません。
そこで「想いを可視化し、代弁してくれる存在」が
必要でした。
どうやらそれが、ブランデッドムービーが好んで
用いている球体の正体といえるのではないでしょうか?

Planner

TANAKA502

田中502

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