企画の「き」VOL.6
- #Case study
今回のテーマは、「日常にある問題の解決方法について考えてみよう」の第3弾です。
第1弾、2弾と問いを経て、みなさまいかがお過ごしでしたか?
日常に潜む問題、その問題に対する疑問に気づけるように…というのが本テーマの目的です。
さらに言えば、その問題に対する解決策を生み出すことのできる、解決脳を育めたら最高ですよね。
ということで、本日もみなさまに問います。
問い
備考
リサイクル目的であるということを念頭に置くと、考えやすくなるかもしれません。
考えてみた
脅迫系のアイデアですね。
「あなたはこの人の口に捨てられますか?」と。
こんなこと考えてたら、既に実施されてました。
進撃の巨人×コカ・コーラ×大分県大分市のコラボで実施されたそうです。
ペットボトル以外を入れたら噛みつかれそうです。
結構真面目に考えてみました。
キャップ部分のギザギザが鍵になっていて、ひねることで蓋が開くというリサイクルボックス。
これなら家庭ゴミは捨てられないはずです。
ペットボトルと一緒に家庭ゴミを捨てる人はもう帰ってください。
「これ是非実現したい!」という飲料メーカーの方おりましたら、ご連絡待ってます。
事例
・直感的なデザイン
一目瞭然なビジュアルにすることで、そこに異なるものが捨てられている時の違和感を生み出せそうです。
・適切な分別を促すしかけ
捨てる上でのプロセスを作ることで、このしかけに適用外のものを捨てられなくしています。
・下から捨てる
上から、あるいは横からというゴミ箱の概念を変えて下から捨てるリサイクルボックス。
海外ではこんな事例も
飲み終わったペットボトルで運賃を支払える地下鉄。
北京地下鉄で実施されているアイデアで、1本あたり10〜15円がICカードにチャージされるという仕組みらしいです。
実際に自分の資産として置き換えられていることが視覚化されると、リサイクルされているという実感が湧いてきますよね。
まとめ
本日のお題であるリサイクルボックス。
ゴミ箱ではない、というところがポイントですよね。
一般社団法人全国清涼飲料連合会が実施した意識調査によると、自動販売機の横にあるボックスはゴミ箱ではなく、飲料容器専用のリサイクルボックスであることを「知っていた」人は57.6%。残りの42.4%は知らなかったそうです。
リサイクルボックスの口をプラスチックカップが塞いでる光景、みなさまも一度は一度は見たことあると思います。
ちなみに、異物とともに捨てられ、汚れたペットボトルは、飲料用の容器として再生することは衛生上難しく、リサイクルするのが困難なため焼却してしまうそうです。
さらに、同調査では「自分のパートナーがリサイクルボックスにゴミを捨てた場合」の幻滅度を調査したところ、男性82.4%、女性84.0%が「幻滅する」と回答したそうです。
もう理論的にも感情的にもアウトなので、リサイクルボックスに家庭ゴミは捨てないようにしましょう。
このように、日常にはまだまだ問題が潜んでます。
ちょっとしたことでも見過ごさずに、疑問を持ってみてください。
そうやって疑問を持つ癖をつけることで、軽やかに物事について考えるベースが出来上がっていきます。
考えることを諦めなければ、問題はいつか解決します。
日常の問題だけでなく、個人的に抱えている問題や仕事上の問題など、何事も見過ごさないことが大事だと思うのです。
「まいっか」で終わらないようにしましょう。
考えないと、可能性は閉じてしまいます。
出典:一般社団法人全国清涼飲料連合会(全清飲)http://www.j-sda.or.jp/ippan/news_view.php?kind=1&id=303